あいどんわなだい

愛はどんなんだい

クズ芸人レベル39

一昨日が誕生日だった男ですこんばんは。レベル39になりました。

 

Twitterでは優しい人になるみたいなことを呟いたんだけど、こちらでは39(サンキュー)ってことで「感謝を忘れない」にしようかな。ほんと自分に対するハードルが年々甘くなるよ。

 

 

でも思ったんだけど、感謝を忘れないじゃなくて感謝される側の人にならなくちゃいけないんだよな本来なら。それを目的としちゃうのも違うんだろうと思うけど、あまりにも感謝されてない。日常で。それが今の自分を物語っていると思うんだ。

 

 

そう言えば思い出したことがあって。ガチのトーンで「お前ほんとにクズだな」って言われたことがある。22歳くらいの頃かな。当時はやっぱり若かったからか「お前の方がクズじゃゴルァ!」くらいには思っていたんだけど、まあ10歳くらい上の人だったし耐えるしかなかった。でも今にして思えばマジで俺クズだったわと。まあ詳しいことは言えないんだけど。あー思い出したくなかったー。我が人生のいくつもある汚点の1つ。

 

 

と、そんなことを思ったのも現在放映中のドラマ『だが、情熱はある』のせい。

 

例によって説明はすっ飛ばしますが、このドラマに合わせて「たりないふたり」の過去回がTVerで配信されていて。毎週3話ずつとかだから一応全部チェックしている。

 

その第一章最終話みたいな回で、山里さんと若林さんがお互いに「お前ほんとクズだな」って罵り合うんですね。そもそも「クズである自分たち(たりないふたり)がどうやってこの生きづらい世の中をサバイブするか」みたいなことをテーマにやってきた漫才(すげー漫才だよな改めて)なので、その伏線回収なんかもしながらやっていくんだけど。

 

でも最後にはさ、若林さんが「いろんなことがあったけどほんとに山里さんと出会えて良かったです」みたいなことを漫才のフォーマットの上でぶちこむんですよ。これに対してしどろもどろな山里さん。

 

Creepy NutsとかCreepy Nutsとか、たりないふたりの影響を受けたって人は多いんだろうな。クズだっていい。クズなりの美学を貫けば哲学になる。他の誰でもない自分の人生だ。

 

 

それでもさ、やっぱり結婚とかしたらガラッと変わるものなんだろうか。責任感とか、周りからの圧とかで。でも俺は変わらなかった人間を見ているからな。父親っていう人間を。だからどうなんだろ。血っていうのは思った以上に人を決定付けてるところがあると思うんだよな。結婚とか怖いもんな実際。今までちゃんと向き合ってこなかったけど、もしかしたらそれがこの人生に背負ったカルマなのかも知れない。