あいどんわなだい

愛はどんなんだい

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

僕はまだ君を知らない

タイトル未定には優しい子が多い。多い?ってかみんななんだけど。そして繊細でもある。そういった個性や感性の上に、独特の世界観が描き出されていると感じる。 冨樫優花さん。 人一倍、繊細な感覚を持ってる人なのだろうなと思う。 表現に対して。 世界に…

片道切符

『片道切符』 両肩に抱えた荷物 重たくて歩くのもやっとだ でもこれが僕の生きる理由で 置いて行けるはずなんかない 片道切符を握り締め 僕らは列車に飛び乗った それぞれの終着駅へと向かう 流れる景色の向こう側 まだ見ぬ世界が待ってる 僕らの未来に名前…

君の「大丈夫」になりたい

産まれてくれてありがとう 出逢ってくれてありがとう 生きててくれてありがとう あなたがいるから夢を見る あなたがいるから世界を愛す あなたが生きてる世界を愛す あなたが描くすべてを愛す 僕が産まれてきた理由 それはあなたに出逢うため 好き好き大好き…

Run,run,run走って君だけの場所へ・後編(完結)

時は流れて高校2年の秋。 3年生は駅伝に臨むために活動を続けている人と、受験準備などに向けて引退する人とに分かれる時期。 短距離とフィールドのブロックは基本的にインターハイが最後になるので、他の部と同様、活動体制はすでに次の代へと移行していた…

Run,run,run 走って君だけの場所へ・中編

箱根駅伝。 陸上を始めてからは毎年テレビにかじりついて見ていた。言うまでもなく学生長距離界の花形イベントである。 いつしか、少年もその舞台に立ちたいという憧れを抱くようになる。もちろん県内でトップ級の選手でなければ叶わないような険しい道だと…

Run,run,run走って君だけの場所へ・前編

箱根駅伝に出たかった少年の話をしようと思う。 小学校の低学年くらいだったと記憶している。 その少年は、自転車を持っていなかった。(やがて親に買い与えてもらえることにはなるのだが。) 周りの友達は持っている子の方が多くて、外遊びをする際には田舎道…