あいどんわなだい

愛はどんなんだい

季節は次々死んでいく

※あえて改行なしで書いておりますご了承くださいm(_ _)m

 

 

 

個人的な話なんですが、先日、スマートフォンを失くしまして。詳細は省きますが、出先というか遠征中だったので手元にスマホが無いという状況はたいへん不便で。不便というより、電子チケットの時代だからそもそもライブとか行けないし、まず携帯ショップに行くにしてもどこにあるのかわからない。人に聞いてみる?まあそれが出来れば一番いい。でも僕は人に頼れない病気を持っているので本当に追い込まれた状況にならないとその行動が出来ません。まあとりあえず都会なのできっとあるはずだ…と自分の嗅覚を信じて炎天下を歩く。まずは交番に行こうかな…と交番を探しているとわりとあっさりショップを見つけました。そのショップで今の状況を説明すると、まずは遺失物届けを出してもらって回線を停止した上で再度ご来店くださいみたいな話。で、また炎天下をひたすら徒歩移動。交番で15分くらい?提出する書類に必要事項を書いたり事情を詳しく話したり。もちろん遺失物として届いてるわけは無いんだ。わかってる。失くなったのはつい1時間前とかだから。それで交番とはさよなら。それから次は回線の停止申請をしなくちゃならない。交番で貰った紙にあった問い合わせ番号へ電話するんだけど、ほら電話持ってないじゃん?これも誰かに借りるか、それが出来なきゃ公衆電話。「ちょっと今こういう事情で電話がないのでちょっと電話させてもらえませんか?」そんな風に頼めば快く貸してくれる人ももしかしたらいるのかも知れない。だってこんなに沢山の人がいるんだから。でもそんな勇気はなかった。でも公衆電話なんて今あるんか?駅にならあるかなーと思い、駅へ向かって歩くと駅ではないんだけどなんか駅付近に1つ公衆電話ボックスを発見。こんな所にあるとはなんとラッキー!だがしかし、テレホンカードなんてもの今時持っちゃいないし、財布の中を見ると小銭も10円が数枚だけ。これ途中で電話切れたりしてまた最初から、なんてなったら最悪だぞと。なので一旦、駅まで行ってお茶を1本買って小銭を確保。そしてまた公衆電話へ。ここでまた1つ問題なのが、その公衆電話ボックスは日向に立っているのである。炎天下の午後3時。恐る恐るボックスの中へ入ると、ものの数分で熱中症確定だろうというものすごい熱気。それでもここから電話するしかないので電話機に100円を入れ、僅かな抵抗としてどうにかドアを開けたまま通話を始める僕。今の僕には必要のない音声ガイダンスが長い。額というかもはや全身から汗が噴き出す。回線停止までに3ステップくらいあったかな。暑すぎてもう覚えてもないけど。ともかく「回線を停止しました」という機械音声を確認して受話器を置く。100円硬貨はお釣りが出ません、と書いてあったがなぜか100円はそのまま戻ってきた。フリーダイヤルだったのかよ。そしてまた携帯ショップへ。すぐに手元にスマホが欲しいので新規購入でお願いします、と。随分ちょろい客だと思われたことだろう。機種はこれまで使ってきたメーカーの上位機種に決めた。上位機種と言っても価格は安くなってて具体的に言うと48ヶ月分割で前半24回までは月900円台。2年きっかりで機種を返して新しい機種を買う(だったかな)なら以降の支払いは不要とかよくわからんレギュレーション。でも安く済むならそれに越したことはない。なんやかんやで2時間以上かかったかな。店を出る頃にはもう17時半とかだった。対応してくれたスタッフのお姉さんとも打ち解けて少し仲良くなっちゃったほどだったよ。本来なら14時半には次の会場に行ってるはずだったのですが、おかげさまですっかり予定が狂ってしまいました。それでもまだ一縷の望みをかけて(というかその時間ならまだ間に合う特典会があったので)気力を振り絞って六本木ヒルズアリーナへ。オケトーの裕木真生ちゃんに今日の一部始終を話して呆れられたり、仙台遠征美味しかったの話を聞いたりと楽しい時間を過ごして元気が出た。まいまいはかわいい。その後はもはや休みたい一心だったので予約した宿へ直行。飲みに行こうと思ってた店が調べると日曜休みのようだったので近場の別の店に行ってビールを2杯ほど。暑い季節はビールが一番よ。と、ただの酔っ払い日記でした。おわり。

 

 


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新宿カブキhall

九州沖縄食祭

オリオンビール2杯

ゴーヤチャンプルー

とりかわ4本

 

 

 

 

 

って終わり。じゃないのよ。

ってかPixel7aめちゃくちゃカメラ強くない?

ってそれもどうでもいいんだけどさ。

 

 

 

 

さて。この「スマホ紛失事件」によっていったい何が起きたのかを考察。

 

 

まず、自分のメンタルで言うと「なるようになる」という状態だったんですね。ずっと。失くなって出てこない、じゃあ次に何をすればいい?そこに「もしこうなったらどうしよう」みたいな不安は挟み込まなかった。やるべき事に集中していたわけです。

 

 

で、スマホは無事に復元できて(ショップのお姉さん本当にありがとう)アプリやら何やらはほぼ元通りになってこれまで通りに使えるようにもなって。ただ、Twitterから保存してた画像とか配信を録画保存してたやつとかが全部失われてて。一言で言えば思い出だよね。たまにだけど見返したりして精神の安定と回復の助けになってくれていたものたち。大量のそれらが消え去った。もうほぼほぼ戻ってこない。

 

 

というと、悲しい出来事のように思えますね。確かにそんな気もする。でも、どこかで「こんなにも沢山の思い出たちを抱えていくのはちょっと重たいかな?」という思いも持っていて。でも消すに消せなかった。それは自分の弱さのせいだったのかも知れません。

 

 

それを踏まえてなのだけれど、不思議と今はスッキリした気持ちになっているのである。今、フォルダにあるのはほんの数枚の画像のみ。それも習慣でつい保存を押してしまっていたりして、「あぁもうこういうのはやめていいんだな」と思って消したりしている。どこかに行った記念とか、美しいなと感じた風景とか、そういう写真だけでいいのかなって思っている。

 

 


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雲ひとつない空が予感させるんだ

新しい季節がやってくると

 

 


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雲ひとつなくなった僕の新しい世界。

 

 

これからどんな季節が訪れるのだろう。