この争奪戦にUtaGe!が出るというのを知ってから、「もし決勝に進めたら現地で見たいなぁ」と思っていました。それまでライブを見たことがあるわけでもないのになぜそんなことを思ったかと言うと、UtaGe!に入るだいぶ前から茜音ぱぴこのことは知ってて気になっていたこと。それから全体的な楽曲のメッセージ性が好きだったからです。あと争奪戦を前に『6STARS』という分かりやすい勝負曲を持ってきてくれたこともかな。
茜音ぱぴこ(あかね ぱぴこ)
見ての通りの美少女なんですが、活発な少年的なイメージもあり。体操経験者だっけかな?(いや全然違ってたらごめん)
ステージ上では縦横無尽に走り回ったり、キレキレのダンスを見せてくれたり、とにかくアツくてちっさくてかわいい。
UtaGe!は(今の時点では)ワンマンライブや周年ライブのアーカイブが残っているので雰囲気を知るために何度かこの動画を見ていました。
UtaGe!1周年記念ライブ『祭』@下北沢シャングリラ - YouTube
なんだろう。
ポジティブなパワーを画面越しからでも感じたんだよね。
この時のMCを聞くと、わりと性格的には後ろ向きな子たちなのかなって思ったんだけど、そういう子たちが前向きな歌や楽しくなれる歌を歌うってことにこのUtaGe!というグループの意味があるのかなって。
結成から1年、いろいろな困難な状況も一緒に乗り越えてきて深く強くなった絆。それがこの争奪戦においても絶対に強い武器に出来ると思ったんだよね。
それが今年UtaGe!を応援したいと思った理由。
まぁそんなこと言ってて初めて現場に行けたのはようやく7月11日っていうダメなオタクなんですけどね。
そこから新規特典などのブーストもあって、このTIF初日まで含めて1ヶ月間で4回は行けたのかな。新規の遠征オタクとしては悪くないだろう。もうこの先はペース落とすつもりでいるが。笑
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結果から言うと、UtaGe!は今回4位に終わった。
メインステージに立つことは叶わなかった。
前哨戦出演が決まってから、本気で頑張ってるところは自分なりに見てきたつもりだし、敗退が決まった時、彼女たちの無念さは痛いほど伝わってきた。でもやれるだけのことはやっての結果。そのことも分かっていた。
僕が嬉しかったのは、決勝戦のライブで『カラフルパラレル』という曲をやった時、UtaGe!のファン他のグループのファンも混ざって肩を組み合っていたことだ。
肩組んで歌え この場所では友達さ
手を取って歌え 同じ夢を見ている
(UtaGe!『カラフルパラレル』)
決勝前日にはぱぴこがこんなツイートもしていた。
(掘り返されるのは本人嫌がるかも知れないがw、良いこと言ってるんだから胸を張ればいいんです)
ここにライブアイドル茜音ぱぴこの心意気が、そしてUtaGe!の精神が集約されているんじゃないかなって。
UtaGe!はあの空間を作れたことに自信を持っていいよ。それがあなたたちの作ってきたものであり、力なんだから。
本当に楽しそうにライブしていたし、かっこよかったんだよなあ。
もちろんここで終わりじゃない。
課題もたくさんあるだろう。夢や目標も。
自分が見てきたのは彼女たちのほんの一部にしか過ぎないし、ずっと応援してるファンの人たちの方がUtaGe!のことをよく分かってるに決まっているから、あまり知ったようなこと言える立場じゃないんだけど。
格好悪くたって泥臭くたって
追いかけたいものがあるから
夢を見れるなら遠回りでも
きっと大丈夫
前向いて
(UtaGe!『ココカラ、』)
これはね、敗者を再び立ち上がらせるためにある歌だと思うんだよね。
いや、最後は負けてしまったけどさ、でもこのメインステージ争奪戦に出たことで得られたものってすごく大きいと思うんだ。
メンバー同士、ファン含めての団結力とかさ。まあそれはちょっと内向きなあれなので別になるかな。
認知度も、名前は知ってる程度から「決勝のライブ良かったよね」くらいに変わったかも知れない。「赤い子めっちゃ元気だね」とかさ。例えばね。そういうのでいいんだよ。爪痕を残すってそういうことだから。良い風は吹いていると思う。だから大事なのはここからだよ。
大きな目標としてもちろんTIFのメインステージはあるだろうけれど、他にもいろんな行きたいところがあると思うから、UtaGe!らしく楽しい宴をしながら未来へ突き進んでいってほしいなあと思いました。
おしまい。