アイドルに覚えられていること、俗に「認知」と言うものがある。リアルで覚えてもらうのも、SNSで覚えてもらうのもどちらも「認知」である。この「認知」の有/無はなかなかバカに出来ないなと思っている。
こんなこと言ったら身も蓋もないけれども、アイドル側とすればオタクを「認知」することはマストなのかも知れない。それでオタクが喜ぶし、自分の客として固定化させることにもつながると知っているからだ。
ご多分に漏れず、自分も「認知」されたら単純に嬉しくなってしまう人間だ。ただ、経済的にも時間的にもライブへ行ける機会は関東のオタクに比べたら非常に限られるため、現場での「認知」は難しいのも現実である。(地元のアイドルとかコンカフェとかでなら簡単に「認知」されるのはわかっているけど違うそうじゃない。)
そこで、SNSでの活動に活路を見出すことになる。
こちらが思っている以上にSNSの反応というのはアイドルさんは見ているもので、初めて特典会に行った時に名前を名乗ると知っていてくれたりする。単に名前を知ってるというのではなく、メインはどこ推しなのか、どこに住んでるかとかまで。
とは言え、足しげく現場へ通っているオタクとはどうしても差がついてしまうことはやはり仕方ないことではある。いろんなところのオタクを見ていてメンバーと仲良さそうで羨ましく思うこともある。別にそれで敵視とかするわけではないのだが。
結局のところ結論としては、『求め過ぎない』。
さらに言えば『一途である』のが一番正解なのだろうな。
アイドルとオタクの関係は恋愛ではないけれど、あっちにもこっちにも好き好き言ってるやつの印象が良いわけないんだよね。←特大ブーメラン。
推しに一途でいること。これが一番カッコいい。
では、自分はどうか。
一途かと問われれば堂々と言うことは憚られるけれど、少なくともタイトル未定をデビューからずっと好きという部分については『一途』と言っていいのだろうと思っているし、まして北海道でも東京でもない地方の民として、その中で“タイトル未定はいいぞ”と言い続けてきたこと、そういう自分が居るということには必ず意味があるはずだと。まあ好きだから好きだと言ってるだけなんだけどね。
一応メンバーたちはそんな僕のことをよく知ってくれている(と思う)し、それは当たり前じゃなくてありがたいと思っている。
この気持ちを「幸せ」と感じられない人にはなりたくないなぁ。
そんなわけで今回は入り口として「認知」がああだこうだと書いたけど、アイドルとオタクもその関係性は1人の人間と人間の関係だから、単に“アイドル”“オタク”という記号にはしない。
優しくありたいし、愛を持っていこう。
今年もよろしくお願いします!
また美しさが加速している推しメン