少し、振り返ってみようかな。
2020年の春、
あるグループのことを知った。
グループ名は、『タイトル未定』。
「何者かになろうとしなくていい。何者でもない今を大切に。」
というコンセプトのもと、活動していくという。
タイトル未定の初めての楽曲となる『踏切』を聴いた。
雰囲気が、歌詞が、メロディーが、歌声が、つまりすべてが、当時の僕にぴったりハマる感覚になった。そういう感覚は久しぶりだった。原田珠々華さんの『sixteen』以来くらい。
折しも、世の中は“コロナ禍”という時代になっていた。
アルコール除菌、検温、ソーシャルディスタンス。不要不急の旅行、都道府県を越える移動は避けて、大声を出してはいけません。などなど。
初めてのライブは無観客配信。
そんな逆風下の船出だった。
けれども、今にして思えば、それは逆風とも言い切れなかったのかも知れない。
その年の7月18日。
初めての有観客でのライブが開催された。
札幌cube garden。
人生で初めて飛行機に乗り、初めて北海道の地に降り立った。
「やっと逢えた」
あの日の感動、喜びを覚えているから。
逢えることが当たり前じゃないことを知っている。
10月に初めての東京遠征。
タイトル未定が東京のステージに北海道の風を運んだ。
新たな旅路の始まり。
2021年。
1月、初めてのアコースティックライブ「mitei music」。
生演奏でのタイトル未定楽曲。贅沢な音楽を届けてくれた。
2月に新メンバーとして谷乃愛ちゃんを迎え、さらにパワーアップしたタイトル未定の快進撃が続く。
5月にアルバム『青春群像』をリリース。
札幌東京大阪を回る青春群像ツアー。
7月に東京と札幌でワンマンライブ『town』。
10月に初のMusicVideoとなる『踏切』を公開。
12月、見上佳奈ちゃん卒業。
アイドル楽曲大賞2021にてアルバム『青春群像』が1位に輝き、推し箱部門でも1位を獲得。
タイトル未定の名前を歴史に刻んだ。
2022年。
2月に東京ワンマンライブ『未明-みめい-』
3月に札幌ワンマン『黎明-れいめい』
東京札幌ともに過去最大規模となる会場で、さらに磨きをかけてきたライブパフォーマンスを存分に魅せる。
『未明-みめい-』
『黎明-れいめい-』
2作目のMusicVideo『灯火』公開。
『踏切』とともに、札幌の街でMVが放映されるようになる。
4月、七瀬のぞみさんの活動休止、8月の卒業ライブ開催が発表される。
新メンバーに川本空さんが加入。
5月、前人未踏ツアー開幕。同時に、アコースティックツアーも開催。全国各地へタイトル未定の音楽を届けに行く。
TOKYO IDOL FESTIVAL2022出演も決定。
来たる6月18日。
タイトル未定がTOKYO IDOL FESTIVALのメインステージを懸けた、8組によるライブバトルに挑戦する。
前哨戦を勝ち上がり、8月5日の決勝ステージへ進んだ中の勝者たった1組がTIFのメインステージへの切符を手にする。
8月7日。
HOT STAGE。
そこで歌うタイトル未定を、
そんな「いつか」を夢見ている。
北海道からの夢、世界中へ届け。届け。
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ここでお知らせがあります。
私かっしーは、7月31日のタイトル未定前人未踏ツアーファイナル・札幌ファクトリーホールでのライブをもって、無期限活動休止します。無期限活動休止、なんて言うと大げさなんだけど、他のアイドルもアーティストも含めてライブやイベントに行くことはほぼ無くなるという意味で理解していただければ。要するに現場には行けないけど応援しているって人と変わらないですね。地元の仙台開催に関しては行くことはあるかも知れません。
理由に関しては、「諸事情により」という表現にしておきたいと思います。もし何か言えるような時がきたらその時に。
1つ言えることは、
「これがベストタイミングだ」
ってこと。
現場で見ること、感じること。そういう肌感覚を自分なりに大切にしてきたつもりなので、そこへ行かなくなったら自分の中できっと変わる部分もあると思います。そこでどう変わっていくのか、楽しみな気持ちもあります。
他にもまだ語りたいことはありますが、すでにここまででだいぶ長くなってしまったのでそれはまた次の機会に。
〈今後のライブ参加予定ざっくり〉
5/21 札幌
6/12 京都 ここだけ未定さんではないけど一応ね
(6/18 東京)※チケット当選すれば、する！
7/2 札幌
7/18 仙台
7/24 京都
7/31 札幌 ツアーファイナル
何卒宜しくお願いします！！
