あいどんわなだい

愛はどんなんだい

アイドルイズノットデッド

 

 

アイドルに求められるものとは。

 

 

可愛さ?愛嬌? 愛されるのは大事。

歌?ダンス? それは好みの問題。

楽曲性? それも好みの問題。

面白いMC?仲良し感? いやぁでもアイドルって裏側ドロドロしてそうじゃない?(やめとけ)

ガチ恋営業は嫌い。男だから可愛い子にやられると弱いけど。

 

 

まあ乱暴に結論づけると「人それぞれ」か。

正解はどこにもない。だから難しいし、面白いと思う。

皆さんはアイドルに何を求めますか?

 

 

 

 

上に挙げたようなこともありますが、おそらく僕が一番重きを置くのは『物語』。そしてそこに自分が何を見るか。

一体どんな物語を紡ぐのか。それこそそれぞれの物語があるわけで、同じものは1つとしてない。

 

 

 

 

 

 

名前もない私たちの物語。

 

 


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それがタイトル未定の物語である。

 

 

何者でもない彼女たちが、音楽を通して自分は何者かを問いかけながら歩み続けるストーリー。そして、その姿に触れて何かを感じた人が、今度は自分の内面と向き合う。僕がアイドルに求めているのは「楽しみ」だけじゃない。

 

 

人と会うことを制限されたり、1人で過ごす時間が多くなったこの世の中。そういう時期にこのグループが生まれたというのも何か因縁めいたものを感じる。

 

 

近年のアイドル界隈に疎くなっていた自分も、タイトル未定の活動を追うようになってから沢山のアイドルの活動や存在を知るようになった。

 

 

この2年弱の間に、生まれては消えてゆくグループがいくつもあったのを知っている。コロナ禍もあり、ただでさえ心身ともにハードな負荷のかかるアイドル活動。思うような活動ができない部分もある中で、モチベーションを保ち、安定して活動を続けられることの方が奇跡みたいなものだ。

 

 

気持ちが切れてしまったらおしまい。綺麗事だけじゃない、そういうシビアなお仕事だと思っている。

だからこそアイドルという生き方を選んでいる人を僕はとても尊敬している。

 

 

そういった同時代に生き、戦っているアイドルたちはいわば《戦友》だ。

 

 

 

nuanceさんが先日こんなツイートをしていた。

 

 


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嬉しいですねぇ。

 

 

 

 

また、《北海道を盛り上げる》ということも一つの目的として活動しているタイトル未定。

これは自分の体感なのだけれど、ホーム札幌のワンマンを盛り上げようという、ペニーレーンを埋めるファンの数、そして熱量を見て、地元で確実に根づいてきているのだろうと感じた。

 

 

ライブの評判、楽曲のクオリティの高さ、「タイトル未定見たい」…そういった声も以前より格段に聞こえるようになってきた。全国のアイドルファンの間で“見つかって”きていると言えるだろう。

 

 

そういう盛り上がりを見て、「うちだって負けてられるか!」と奮い立つグループがある。そう、彼女たちは戦友でもあり、良きライバルなのだ。

 

 

 

アイドルは死んでなんかいない。

死なせてなるものかよ。

 

 

と、まあちょっと山口隆節を入れてみたりなんかしてますが、そういうことです。

 

 

ついでに言うと、「IDOL IS DEAD!」と言ってた某事務所を目指してた子が今こういう存在になってるのは面白いなぁとも思ったりもして。