今回は、もしかしたら初めましての方が多いかも知れません。(いや、いつもかな?w)
かっしーと名乗っている者です。
常連の方はこんにちは。いつもありがとうございます。
まず先に言っておくけど、今回の記事のタイトルは深い意味とかはないです。直感的に決めました。
さて。
先日ですが、気になってたグループを初見してきました。
『かすみ草とステラ』
女の子6人組のアイドル。
デビューは2021年。6月かな?
1月のある日、休日に家で暇を持て余していると、その日に無料配信ライブがあることを知り。「Go To ワンマン 拡散キャンペーン」と銘打ったもので、これが良かった。まんまと狙いにハマった形(笑)。
個人的に、今年はワンマンや単独のものを色々と観に行きたいと思っていて、対バンとかはあんまり行かなくていいかなっていうモードなので、ワンマンなら行ってみようかと。1stだし。初めては特別なの。
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少し時系列的には前に戻る。
かすみ草とステラとして初のMusicVideoとなる『青より青く』という曲は先に見ていて。楽曲も映像もたぶん好きで。「たぶん」っていうのは、自分の中でまだ少し壁を作っていた時期というかな(笑)。メンバーもまだ全然わからなかったし。サブスクで他の曲も聴いてみた上で、良いんだけどこういうグループってまぁあるよね、という第一印象。もっとすげぇグループ知ってっから、みたいなのもあった。いやー捻くれてたな(笑)。でもこれはとても素晴らしい作品だった。どこか、心に残っていた。
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で、よっしゃワンマン行くぞ!ってなってから本格的にメンバーを覚えようとしたりYouTube見たり鈴森さんのSHOWROOM見たり曲を聴いたりSNSを追ったりして、10日ほどのかすてら特別強化週間。なのでくそド新規です。そういうやつがこれからなんやかんや思ったことを書いてますが、どうかそこは大目に見てください。。
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2月20日。横浜YTJホール。初めて来た。駅からすぐで推せる。
ここ最近のメンバーさんのレッスンや撮影など、ワンマンに向けての準備を頑張ってる様子をSNS越しに見ていたので、緊張半分ワクワク半分みたいな感じのドキドキ感。初めてって緊張するよな。
ライブは観たんだけど、なんか自分の中ではもっと咀嚼したくて。それで3日間、あーでもないこーでもないとブログを書いたりしながら味わいきりました。めんどくさいオタクだよね。自分でもそう思います。
だいぶ思いきったことをやったなーというのがまず一つ。
『正夢の少女』から始まる1曲目。途中からザーザーとノイズが入ってくる。戸惑うメンバー。踊り続けるメンバー。ノイズはだんだん大きくなっていき…。
という“演出”。
これ、大事な大事な1stワンマンの1曲目ですよ?攻めすぎでしょう(笑)。
ともあれ、ここから『正夢と少女』という一編の物語が始まっていくわけです。
1曲ごとに、幕間にVが挿入され、グループが出来ていく過程や、楽曲への解釈を深めていく。そのたびに観客は立つ、座る、を繰り返す(自分は後方だったのでこれは見やすくて助かった)。ライブとしてのテンポ感は正直良くはない。
でも、これを否定と捉えないでほしい。むしろ逆。
かすみ草とステラとして、このワンマンで見せたいものがこれなら、それをまっすぐ見つめたい。
中でも、驚いたのは『カタルシスダンス』。
事前の告知は一切なく、サプライズの新曲披露。
これまでのかすみ草とステラにはなかったようなダンスチューン。
鈴森はるなさんのVからの流れだったので、鈴森さんになんとなく注目していたが、あの人すごい踊れるのな。今までの曲とは違う表情で(と言っても表情はあまり見えてないんだけど)、なんか圧倒されてました。
自分の恥ずかしい失敗を一つ自白します。
中盤くらいから催してきて。いやこれ最後まで我慢できるか…?と思いながら見ていて集中が削がれて最低だった。こんなに楽しみにして遠征してきて何してんだ…。結局、後半にメンバーの自己紹介〜記念撮影という流れがあったので、自己紹介が全員終わったタイミングですぐにコソコソお手洗いへダッシュ。戻ったらちょうど次の曲へというところで、まあ事なきを得ました。ほんとにこれだけは猛省。
話を戻して。その次の曲。
『青より青く』
疾走感があって王道的な青春の曲。
アイドルが「青春」を歌うのは、王道中の王道。
アイドルそのものが「青春」であると言い換えてもいいくらい、アイドルと青春というものは切っても切れないと思ってる。
《歌詞》
“いつか誰かが言ってたな
「青春とはまるで線香花火のように儚く短いものだぜ」
僕はあと何度君と同じ夏を過ごせるんだろう?
溶けたアイスをぎゅっと握りしめたまま
甘酸っぱい空を見ていた”
“儚短いなんてきっと嘘だ
永遠に焦がれて
解けない魔法か呪いのように”
“言葉では伝えきれない
思いがこんなにあるんだよ
溢れないようにこの歌に結んで
終わらない夏を駆ける
忘れない忘れられない
この瞬間のすべてを
飛行機雲よりまっすぐな瞳にきゅんと
射抜かれたハートは思い出は
あの空の青より青く”
もうね………歌詞が天才なんですよ…!!
サウンド的にも、セミの鳴き声、花火の打ち上がる音を大胆に取り入れる。エモの増幅装置をふんだんに盛り込んでいるな、という印象。
現時点でのグループの代表曲っていう感じなのかなー。聴くほどに好きになっていきます。脳内再生するだけで泣けるほどですw
ラストに、“幻の1曲目”となった『正夢の少女』で幕を下ろす。アンコールはなし。
メンバー退場後、エンディング映像が流れる。
これがまた、非常に良かった。
このワンマンに向けての練習の様子(たぶん)や、『青より青く』MVのメイキングなどを集めたエモエモな内容。そして、本編の中でそれぞれが手紙を紙飛行機にして飛ばすという件があったのだけれど、その手紙をこの映像の中で写す。という伏線回収。大きい字で書いて、って言われたらしいけどこれのためだったのね。特に鈴森さんの字が豪快で最高(笑)。特典会でもそれは褒めました。
内容は、さすがに全部は読めなかったんだけど、後日公式がTwitterに投稿。それがこちら。
素敵な子たち。 (公式様ありがとうございます)
エンディング映像の最後には先ほど現場で撮影した画像を持ってくるという、どこまで粋なことしてくれんだ…かすてら運営! まあ私はそこに居ないんですけどw
・全体としての印象
『夢』『アイドル』『未来』が大きなテーマかなと。自分の中ではそういう風に受け取りました。
『アイドル』という『夢』を、現実(正夢)にした彼女たち6人。今、抱いているいろんな夢をさらに正夢にしていこうという、『未来』に向かって進む希望。
1stワンマンということでグループの物語や世界観を作り込んで見せるのもコンセプトだったのかな?とも。ちなみに過去最大動員だったらしい。
これはもう言っても仕方ないことだけど、初期から追いかけていればもっと感情移入して観れていたんだろうなぁと思いますね。それは悔しいところです。それでもちょっとウルウルしてしまうところもあったけれど。
こういうのを見せられるとね、箱で好きになっちゃうんですよ。いやこっちもそのつもりで来ているんだけどね?気になる子もいるにはいるけど……どうだろうなぁ。
まあ箱推しで行くとは思います、当分の間はね(笑)。
あと、次回ワンマンは普通にライブでいいかも。曲も増えてると思うし。メンバーもファンも一体となって完全燃焼するような、次はそんなライブが観たいですね。
そんなわけで、この子たちの行く先を、僕も見てみたくなりました。
これから、よろしくね!