──辿り着くのは、遠い未来のことだと思っていた。
2023年2月18日。
北海道へ行ってきました。記念すべき人生10回目。全部タイトル未定絡み。
今回の目的は、タイトル未定ワンマンライブ北海道『汽笛』。
会場はZeppSapporo。
順番が前後しますが、昼帯にはSpaceArtStudioにてかすみ草とステラさんの公演に。
ツアーで回る6ヶ所で各メンバーのお手紙が配布されるそうで。
北海道は吉川実紅さんでした。
かすてらちゃん、ライブがとても楽しくて。
このところはだいぶルールが緩和されてきて、ルールを守りつつ声を出して応援ができる。これは大きな一歩だよね。
「はーなかわいいよはーな!」
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SpaceArtStudioはタイトル未定さんの始まりの場所です。
あの頃はまだ「無観客」「配信ライブ」でした。
初めて会えたのは2020年7月。札幌cube garden。
何よりも「会えること」が嬉しかった。
ワクワクした。ドキドキした。
ここから始まっていく物語に。
その鼓動は今も忘れられない。
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また、以前の日常が戻ってくる。
そう信じる気持ちも、
何度となくかき消された。
夢なんていらないかも知れない。
「どうせ…」と夢に背を向けてしまう人はきっと沢山いて。
それでも「どうか」と夢に向かって進み続けた人にだけ訪れる奇跡みたいな瞬間が、見たことのない景色がきっとあって。
2022年。3年ぶり夏開催のTOKYO IDOL FESTIVAL。
タイトル未定を愛するみんなの応援が繋げた想い。
TIFメインステージ争奪戦、優勝。
北海道のアイドルとして初めてTIFのHOT STAGEへ。
ここからタイトル未定の勢いはさらに加速していく。
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2022年12月
新曲『最適解』配信リリース。
タイトル未定自身のストーリーと重なり合うこの歌の歌詞は、まるでこの楽曲が生まれてくるためにタイトル未定があったのかと思ってしまうような。
「夢をくれてありがとう」
なんて少し照れちゃう
でも、そんなこと無かったよ!
夢は叶うんだよ!
楽しいよ!って
堂々と堂々と堂々と堂々と
今は胸を張って言ってあげたい。
ありがとね、あの日のお姉さん。
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辿り着いたZeppSapporoは、
とても大きくて。
儚くて。
美しくて。
雪が降っていて。
とてもあたたかくて。
楽しくって。幸せで。
推しの名前を大声で呼べる。
一緒に歌うことが出来る。
そんな“当たり前”がこんなにも幸せだったなんて。
不自由を知らなかったら、気づけなかったよ。
だから、あんな日々にもありがとうを言いたい。
そして生き抜いた僕らを讃えよう。
阿部葉菜さんがでっかい声で叫んだ、
『夢は叶うんだよ!』
あの瞬間にすべて報われたんだよ。
─描こう、不可能などない。
理由は聞かないで。
─何もかも未定のパレードを
ずっと一緒に歩いて行こう。
2023年2月18日
タイトル未定ワンマンライブ北海道『汽笛』、
完。
ありがとうございました!
〈SET LlST〉
01.綺麗事
02.主題歌
03.道標
04.いつか
05.溺れる
06.灯火
07.黎明
08.蜃気楼
09.前髪(アイドルネッサンスcover)
10.六花
11.最適解
12.夏のオレンジ
13.僕ら
14.ないしょのはなし
15.踏切
16.鼓動
17.未完成のパレード
18.青春群像
走ろう 風の中を