あいどんわなだい

愛はどんなんだい

会いたいだけ、会いたいだけ、会いたいだけ

 

 

僕の現住所は仙台市。いわゆる「地方組」である。

 

 

なのだけれど、個人的にはこの表現があまり好きではないので意識して使わないようにしている(つもり)。

 

 

 

 

例えば「地方組なので、行きたいけど難しい…」なんて言う場面があるとして。まあ言い訳としては使い勝手がいいのかも知れない。

 

 

けれども、その言葉の真意はこういうことになる。

 

 

 

 

「あなたには遠征するほどのモチベーションを持っていません。」

 

 

 

そんな失礼なこと、わざわざ言わなくていい。

言われた側だって困るだろう。

 

 

 

 

時に東京、時に札幌。

ライブへ行くとなればほぼ全てが“遠征”になる。

好きなアーティストやアイドルが地元に来たら、もうそれだけでありがたいことです。

 

(※だからアコースティックツアーで仙台が決まったのは本当にうれしいんだよー!!ありがとうー!!)

 

 

 

ライブを観たいから。逢いたいから。

ただそれだけ。

 

 

 

現実的には、交通費だとか宿泊費とか出費は増えるので、そこのバランスは取っていかないといけないけれど。なので結局は何ヶ月かに1度程度のペースになってしまう。本当はもっと行きたい。でも「地方組」を言い訳には使わない。それなら札幌か東京に移住すればいい。そうすれば行ける機会は間違いなく増やせる。

 

 

でも、たぶんそれはしないな。今のところ。

 

 

そもそも、たくさん行くこととか、ツアー全通とか、そういうところに価値を置いていない。人と比べても仕方がない。全通はやってみたいけど。いやどっちよ。

 

 

 

 

逢える機会が限られているとわかっているからこそ、そこに対する楽しみとか、大切にする気持ち、余韻の味わい方。そういうところにフォーカス出来ている気がする。

逢いに行くまでの時間もドキドキする。

家に着くまでの長い余韻を味わえる。

 

 

 

 

もし、逢うのが当たり前になってしまってたら、こんな焦がれるような想いは持てなくなるかも知れない。

 

 

そう思ったら、離れていることにこそ感謝したくなった。

 

 

 

 

 

 

あぁ、地方組で良かった〜。