2016とか17辺りからか。ひらがな推しが始まるより前には聴いていたから、たぶんそこら辺。
きっかけは何だったか覚えていないけど、「オードリーのオールナイトニッポン」を聴くようになった。基本的にタイムフリーだけどほぼ毎週聴き逃すことはない。というくらいのリトルトゥース。という面はあまり表(Twitter)では出していない。「深夜ラジオのリスナー」ってどうしても暗いイメージ持たれがちじゃないですか、まあ明るくはないですよ。このブログの記事を読んでみればわかる通り。笑
同時に、南海キャンディーズ山里亮太さんの「不毛な議論」も毎回ではないけどちょいちょい聴くようになったのが2018くらい…?
そしてまずは若林さんの捻れ曲がった性格を面白いなと思い、彼の著作である『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』『社会人大学人見知り学部卒業見込』『ナナメの夕暮れ』を読破した。
それから、山里さんの『天才はあきらめた』も。
その流れで知ったのが、「たりないふたり」という漫才の存在。
正直、今までの漫才をちゃんと見たことはなかったです。宮城では放送もないし、ラジオで聴く話や、部分的に見る動画から知るくらいで。
でも見ないといけないかなぁ。と、改めて思っているのは今回の「明日のたりないふたり」を見たせい。
これは凄かった。
もしかしたら、上に書いたような両者のエッセイを読むとか、ラジオを聴き続けるとか、それこそ漫才を見てきているっていう下地がないと分からないところは多いかも知れない。
だからこそ、どこまでも深く突き刺さるような漫才でもあり、若林正恭と山里亮太の生き様の物語があった。
内容については、、ネタバレ禁止なんだよね。笑
一応、自分なりに刺さった言葉とかメモしていたりはするんだけど。
ふわっと触れると、2019年に「さよならたりないふたり」という山里さんが結婚してこれから変わるのか変わらないのかみたいな回があって、そこで若林さんは「新しい武器を見つけろ」みたいなことを言っていて。
それを踏まえた上で、今、お前はどうなんだ?そして俺はどうなんだ?みたいな問いかけのようなものが中盤以降で繰り広げられる。いやこの伝え方で合ってるのかわからない、でもとりあえず今の興奮を文にしている。
『明日のたりないふたり』というタイトルは、若林正恭と山里亮太という2人の『明日』を示すものなのかなと思っていた。
けれども、その言葉に別の意味を重ねたシーンには胸がシビレた。
もうこの時点で号泣です。
そして漫才も終わりを迎え。
全てを出し尽くし、最後の漫才を終えてボロボロになった2人。
そこへ、無観客状態の客席へ現れた影がふたつ。
R-指定とDJ松永。
そう、HIP HOPユニットCreepyNuts。
たりないふたりに感銘を受け、「たりないふたり」というそのまんまな楽曲を作ってしまった彼ら。そして「さよならたりないふたり」にもオリジナル楽曲を書き下ろした、日本一を獲っても、世界一を獲っても、武道館に立っても、未だに足りてない奴ら。
彼らのラジオも楽曲ももちろん大好きで聴いているんだけど。
この漫才のエンディングテーマとして、本当にこれ以上ないというアンサーをお見舞いしてくれた。最高すぎる奴ら。
余韻が抜けません。
ネタバレしてもいいってなったらまた書こうかな?その時にはもう記憶が飛んでると思うけど。
なので、安島さん映像化よろしくお願いします。買います絶対に。
現場(自宅だけど)からは以上です。