5/15。東京にて、タイトル未定のアコースティックライブ第二弾『mitei music 2』並びにタイトル未定1stツアー『青春群像』お疲れさまでした。無事に開催されてひとまず安心しています。
どちらもタイトル未定さんらしい、エモーショナルで繊細なライブだったことでしょう。まあツアーの方は配信で見てたけど、生と配信とでは完全にとは言わないまでもだいぶ別物だと思うので、多くを語ることはしないでおきたいなと。
さて。
そんな今日、私はどこで何をしていたかと言うと、宮城県名取市のとあるカフェバーにて歌を聴きに行っていました。
海北大輔さん。始まりから話せば長くなるのだけれど、ざっくり言うと私が19で出会ってから今現在に至るまでずっと好きなバンドLOST IN TIMEのフロントマン、それが海北大輔さんという方。彼の弾き語りライブがありました。
もともとは1週間前の5/8に予定されていたライブでしたが、宮城県のまん延防止なんとかいうあれの影響でお店とも協議の上、延期になって本日5/15にスライドしたというわけ。仕事休みにしといて助かったよ…。
そのお店、「CafeEACH TIME」ではコロナ前にはこういったライブ・イベントも行われていたのですが、コロナ禍の中で1年以上もそれが途絶えており、今日のライブがその再開の第一歩としてあったということで。まあそういうライブに行ってきたわけです。
18年聴いていれば、どの歌にもその時代時代の思いがあるし、今この歳になって聴くとより味わい深かったり鋭く刺さったりもして。新曲もいくつかあって(「かつての少年」「40」)それはそれで今の海北さんらしい歌で。
すごく心を掴まれる、そんなライブでした。
開演(14:00)の10分前。
サウンドチェックも兼ねて、と、ここに居る人たちにだけ(※スマホから同時にライブ配信もしていた)一曲歌いますかと届けてくれたのは私も大好きな仙台を舞台にした『五月の桜』という歌。
♪読みかけのままの文庫片手に 勾当台公園でひと休み ようやくこの街にも春はやってきてくれたみたいだ
これは普遍的な歌でもあるのですが、特にやはり東日本大震災を経験しての言葉が、歌われていて。興味のある方はサブスクもあるしYouTubeにもMVがあったと思うのでよろしければ聴いてください。
コロナ禍の中で、ライブとかが槍玉に上げられてしまいがちだけど、皆の協力でこうしてライブを安全にすることが出来るし、少しずつ前に進んでいけるようにこれからも発信していきたいという話もされていました。
本当、ミュージシャンの方だったりが愚痴とか言うばかりじゃなく、誰かを責め立てたりするでもなく、自分たちに出来ることは何なのかって真摯に考えたり行動したり言葉にしたりすることによって少しずつ前に進んで行けると思います。
こんな時代、だからこそ。
こんな時代になってしまったからこそ。
大切にしていきたいものが見えやすくなっているかとも思います。
どうか見失わないで。
体と同じように、あなたの心にも、栄養をちゃんと与えてあげてください。
お読みくださり、ありがとうございます。
それでは、また。