あいどんわなだい

愛はどんなんだい

灯火 導いてくれる君

 

運命の日。なんて言うと大げさなのかも知れませんが、メンバーにとっては強く意識する日だったのでしょうね。当たり前か。

 

 

6月18日。

「TIF2022メインステージ争奪LIVE前哨戦」。

新宿ReNY。


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各陣営、ここへ向けていろんな策を講じていたようです。

タイトル未定さんも、唯一の非東京組ということもあり、全国各地から1人でも多くの人の応援を募るため旅行会社とタッグを組んで特別遠征プランを用意するほどの力の入れよう。さらにホーム札幌ではライブハウスにファンを集めてライブビューイング。配信投票もそこでしてもらうと。ガチ本気です。

 

 

私は運良く会場での観覧チケットが当選にしましたので行ってきました。(日帰りバス移動……)

 

 

 

結果から書くと、タイトル未定は決勝進出決定。ひとまず安心した。

8月5日に行われる決勝ライブで勝ち抜いた1組がメインステージに立てることになります。


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おめでとうございます!

 

 

同じ2部からはRingwanderungが会場+配信票の合計1位で勝ち抜け。ライブヤバかった。

 

 

タイトル未定は配信投票では1位に支持されましたが、会場票でRingwanderungさんに大きく水を開けられて合計で2位でした。

 

 

ニコ生の配信がまだ見れるので、アーカイブを5回くらい見ていて少し思ったりしたことを書いてみたりする回です。

 

 

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「溺れる」が勝負曲だったのかな、と。

 

 

4曲。グループによっては5曲のところもあったけど、その少ない曲数・時間の中で自分たちの強みをどう見せられるか。どのグループにしても悩ましいところです。

 

 

もちろん、全曲大事なことは言うまでもないのだけれど、「主題歌」「灯火」は比較的明るい雰囲気で、かわいいとか爽やかさとかそういった印象を与える曲。

その流れから3曲目の「溺れる」で一気に表情を変える。曲間もつなぎのSEを入れて1つ変化をつけて。

実際、ライブ映像を見返してみても、「溺れる」では相当気持ちが滾っているようなアクトを見せている。

ラスト「鼓動」は鉄板で盛り上がるし、そこは自信があったはず。

 

 

タイトル未定は楽曲ごとに伝えたいメッセージの方向性があり、歌詞を大切にしながら届けるライブが魅力だと思っている。

なので、「主題歌」でメロディーを歌わずに自己紹介を入れてきたのには意表を突かれた。やっぱりそこはポップにしたかったのかも知れないね。その方が「溺れる」でのコントラストがより色濃くなる。

 

 

まあ勝手な考察しながら語っているのでまるで見当違いということもあるでしょうが(笑)。

 

 

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さて、そして決勝ライブへの無責任な展望も少し。

まだ先だろうと思っているとあっという間にやってきます。

正直1部から進出の2組、すみません、ほとんど知りません。

前哨戦の映像はチェックしたし、曲もサブスクで聴ける範囲のものは聴きました。良いなと思うものもありました。その上での僕の見通しです。

 

 

決勝はRingwanderungとの争いになる。

 

 

現実に前哨戦では上を行かれてしまったように、めちゃくちゃ強いです。

何が強いか。完成度です。

メンバー個々の、楽曲の、グループとしての完成度。

めちゃくちゃハイレベルに完成されている。

 

 

ならば、タイトル未定はどうか。

 

 

まだ、完成されていない。

=まだまだ伸びていく余地がある、

と考えています。

 

 

象徴的なのは、川本空さん。


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ステージデビューは4月28日でした。私が実際に川本さんの姿を見たのはその3日後、前人未到ツアーの初日だったのですが、グループにフィットしてくるのはこれからかなというのが率直に感じたこと。特徴的な声質や、ふんわりしたキャラクターが生かせていけたらいいなぁと。幸い、ツアーで各地を回ったり、ライブも多い日々だったのでメンバーとの関係性はその中で深まっていくだろうなとは思いました。

 

 

それからまだ2ヶ月と経っていない。TIFのメインステージを争うという、相当な重圧のかかるステージでパフォーマンスするのは並大抵の精神力では乗り越えられないことです。そんな中で、自分の個性も出しながらしっかり歌えていたし踊れていて。

何よりもステージを楽しんでいるのが良い。


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最近、めちゃくちゃ面白い子だよねって思い始めてる。

 

 

こういう審査みたいなものは、個々でオーディションなどは受けてきたかも知れないけれど、グループとして参加するのは初めてで。どうしても力の入ってしまう局面です。特にタイトル未定のメンバーはその傾向が強い。真面目なんだけど、真面目すぎるが故。

そういう意味で、川本さんにはある意味の怖いもの知らずさというか、どこかケロッとしたところがある。そんな彼女の存在っていうのは良い影響を与えているんじゃないかなって思う。

 

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ちくわだよ!

 

 

で、話を戻すけど、決勝までの伸びしろではこちらに分があると思う。だから、越えていける。なんて楽観的すぎるけど。そのためには、1つ1つのライブだったりレッスンが本当に大事になってくる。なんて言うまでもないね。オタクがえらそうなことをほざくな。

 

 

なんかいろいろ書いてしまったけど、本当に、ぜんぶ楽しんでってくれよ、と。一番はそう言いたいのです。

結果はついてくるけど、結果を出せたか出せなかったよりも、その過程にこそキラリと光るものがあるから。それを見つけたら、笑ったり、泣いたり、喜んだり、悔しがったり、たくさん心を動かして豊かにしていってほしい。

 

 

私は、「その先」に進んでいくタイトル未定さんを心から楽しみにしています。

 

 


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北海道から、あと一歩。