あいどんわなだい

愛はどんなんだい

片岡健太さん『凡者の合奏』

「ピンと来たら買う」というキャンペーンをやっていて(知らず知らず出費が増えるので最近はちょっと控えているけど)、これもTwitterだかamazonのおすすめだかで見かけた時に直感で買いまして。

 

 

 

 

ロックバンド・sumikaのボーカル片岡健太さん著。

ちょこちょこ読み進めていたんだけど、先日移動の新幹線の中で後半を一気に読了。

 

 

正直、最初は「何者かになれた人」が書いたことなんてな、と思ってしまってあまり入り込めなかった。

 

 

本の内容で言うと高校卒業のタイミング以降だろうか、一気に引き込まれていったのは。

 

 

自身のズルさも弱さもカッコ悪さも包み隠さず、それでいて決して押しつけがましくなく片岡さんが大切にしてきたものたちを僕たちに見せてくれる。

 

 

続けていくことの厳しさと力強さを。

好きには嘘をつかないという生き方を。

 

 

sumikaの本当の由来は『終の住処』だそうです。

 

 

読み終えたとき、これもまたピンときてある人の名前を巻末に書き込みました。

 

 

これから逢いに行く大切な人の名前を。