基本的にアイドルというものは、もらった楽曲を自らの身体を通して表現するという手段なのかなと思う。ただ、自己を表現するという意味では自分で作った曲をやるのに越したことはない(どちらが上で下で、という意味ではない)。とは言え、そんなのは簡単じゃないし、それだけ高い表現欲求があってこそのもの。
で、阿部菜々実さんである。
ラストアイドル不動のエースであり、多くの曲でセンターを張ってきた象徴的な存在。
グループ解散後、改めてソロとしての再出発となる。
7月11日、仙台MACANAで行われた彼女のライブを観に行った。
7月2日には新宿ReNYで初のソロライブを行なった阿部菜々実さん。全曲オリジナルの自作曲。そのダイジェスト映像がこちら。
2022.7.2 阿部菜々実 1st Live あの夢の先へ ダイジェスト映像 - YouTube
一応これを予習として見てから行きました。
曲名までは頭に入れてないけど、まあ全体の雰囲気をざっくり掴んでおければな〜と。
実際に見るのは数年前のパクスプエラで見た以来。菜々実さんももう今年で20歳。時の流れとは……
アンコール含めて約70分。
何曲やったのかな、10曲?
出だしにバラードを3曲並べたかと思えば、大人っぽいダンスチューン、ポップで楽しい曲、ギターロックに乗せて感情をシャウトしたり。そんなジャンルを飛び越えた阿部菜々実さんのオールラウンダー性。
時に切なく、激しく、そして優しく、
そこには、もがきながらも自由に躍動する彼女の姿が。
そして「愛」が、あった。
本編のラスト、『居場所』という曲では泣いてしまった。ちょうど前日に発表されたパクスプエラのこともあって。
きっと目指している存在がいるのだろうけれど、オリジナルな阿部菜々実をこれから作っていく、そんな場面に立ち合わせていただけた幸運を嬉しく思う。
今はこれ以上の言葉が見つからないかな。
後から配信チケットも買い、アーカイブの配信期限が18日までなので時間があれば見ている。
なるべく今この瞬間の彼女を心に留めておきたいな、と思った。
余談。
実はモバメはずっと読んでいたんだけどその間の活動を追えていたわけではなくて。なので、普通に緊張した(笑)。
特典会も特に記載が見当たらなかったのでライブ見て帰る感じかなと思っていたら、特典会があるとのことなので参加してきた。
今さら言うことじゃないけど、めちゃめちゃかわいいっすよね……。高身長、神スタイル、超小顔。それに加えて絵も描くし、曲作るし、踊れるし、歌えるし。何でもできちゃうんだね〜って直接褒めてしまったよ。褒めるというか感心というかね。
てか、価格設定バグってません?安すぎるんよな。
本人デザインの月めくりカレンダー1000、そのバラ売りみたいなポストカードが1枚200、ブロックメモ800、あとボールペンがあったけどそれは買わなかったので価格はちょっと確認してない。
特典券5枚がついてきたのでスマホで2ショ×2。と、ポストカードにサインも書いていただいた。
1曲目が好きだったので曲名を聞いたり(『ほんとはさ、』という曲らしい。なんかHakubiのような歌詞だなぁと感じつつ聴いてた)、2日後には初の対バン出演があるそうなので「そこでファン増やしちゃおう」とか、あと音源出してほしいって話とかかなー。まぁ言いたいこと言ってしまいましたね…。
次回仙台、7/25も行かせていただく予定です。
おわり。
〈SET LIST〉
1.ほんとはさ、
2.あまりにも
3.まだ忘れられない、あの夏の君へ。
4.Turn
5.ミカンセイ
6.フロート
7.わかんない
8.アイリス
9.カケラ
10.居場所
アンコール
11.ラブソング