あいどんわなだい

愛はどんなんだい

アイドル活動はビジネスなのか?について。

いきなり核心を突くんですけど、アイドルとの関係性というのは一種の幻想のようなものだと思う。まあ幻想だろうが本人がリアルだと信じていればリアルになるのかも知れないが。これは突き詰めていくとちょっと怖い話にもなりそうだな。

 

 

ところで僕は基本アイドルにプレゼントは贈らない主義だ。昔、血迷って誕プレを渡したりしたこともあったが……絶対使ってないだろうなぁ。

 

 

 

 

なぜプレゼントを贈らないか。

高価なもの(※そもそも高価なプレゼントは受け取らない運営も多いようだが)を買う財力がない。

良いものを選ぶセンスも知識もない。

その2点が大きな理由ではあるのだが、より本質的なことを言えばアイドルとの関係性はやはりリアルじゃないと考えるからだ。

 

 

もう少し噛み砕くなら、どんなにその人が1人1人と向き合ってくれていたとしても、その『1対1』の関係がいくつも同時に存在するのがアイドルなのだ。

 

 

 

 

真面目な人ほど、その『1対1』を大切にしている。しすぎてしまっている。もし、そのことでキャパがいっぱいになってしまってアイドル生命を縮めるような結果になるのなら、『1対1』なんて要らないとさえ思う。

 

 

その中で自分だけが特別な関係になろうとするのは愚かだし、無駄な試みだと思う。あわよくば成功したとして、その場合は相手のアイドルとしての未来を犠牲にするということにもなり得る。

 

 

 

 

「アイドルとして」、相手のことを思うのならば、より多くの人から愛される存在になってほしいと願うし、自分のエゴで自分だけのものにしたいだなんて思わないんだな。それが優しさじゃないか。

 

 

まあ、独占欲自体は否定しないよ。表現の違い。

 

 

 

 

楽しく話してくれるのも、たくさん感謝を伝えてくれるのも、すべてはビジネス。そう言いきってしまうと冷たいかも知れないけど、それは否定できないだろう。対価を払わなきゃ基本話すこともできないのだから。

 

 

その上で、矛盾してはいるけれど、100パーセントビジネスとも言いたくはなくて。

 

 

 

 

そうだなあ、通常の『1対1』の関係とは少し角度が違うというか、そこには人と人の関係、温もりとか、思いやりとか、思い出とか、がちゃんとあると思っていて。

 

 

それをすべてビジネスと言い切ってしまうのは寂しい。心が通じ合うことはあると思う。

 

 

 

 

ってかそんなことはみんな分かりきった上でアイドル推してるのかなあ?だとしたら、こんなわけわかめな文章を書いている自分恥ずかしすぎるな。恥ずかしいのはもう今更か。

 

 

某アイドルさんとライブ後に話した時に、「よそ見が多いよ」って言われたのが実は未だに刺さっていて(笑)。

 

 

図星というのもあったし、なんかこう、そんなことを言ってくれたのが嬉しくて。不満みたいなことを言えるのはそれなりに心を開いているからだと思うんだよね。ちゃんとこっちを観察してなきゃよそ見してるかなんてのもわからないんだし。ただの自惚れだったら笑って聞いてほしいけど。うん。

 

 

 

 

「ありがとう」というのも、もちろん嬉しいし素敵な言葉だけど、ある意味誰に対しても言えちゃう無難な言葉とも言える。

 

 

 

テンプレートの言葉じゃなくて、その人の心から出た言葉を、ちゃんと汲みとっていきたいなあ。