あいどんわなだい

愛はどんなんだい

北海道紀行〜2021冬・小樽〜

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昨年7月以来での入道。

春夏秋冬、全ての季節の北海道を見てみたいとも思っていたけど、冬はとりあえずもういいかも…なんて。笑

 

家の最寄り駅は始発で。新千歳到着が8:45くらい。手荷物をピックアップし、快速で一路向ったのは小樽。


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道中、めちゃくちゃ吹雪いていたりしたので不安に思ったけれども、小樽駅に着く頃には晴れ間も少し。雪は降っていたけど。

駅舎を出て、雪も降ってるしとりあえずどこかへ逃げよう〜と思ったら、左手方向へ少し歩いたところに三角市場を見つける。

出発前に少しだけ観光スポットなどを調べていたので、いくつか気になるものはあったのだけど、そのうちの一つ、三角市場。まあまずはやっぱり海鮮丼いっちゃいます?みたいな。

入口の自動ドアから中に入ると、このご時世によるものか、お客はほぼ居ないようで、早速1軒目の店でおっちゃんに声を掛けられた。

「いらっしゃい!これ食べてみてよ」(イクラを一口味見させてもらう)

「どっから来たんだい?」

「好きなの(ネタ)ある?」

おっちゃんのトークに乗せられ、気づいたら席に着いていました(笑)。f:id:kasimasi1003:20210125182731j:image

私が、全部好きだなあって言ったのもあるんだけど、「ヒマだから全部のっけるから」と出てきた品がこれ。

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いや〜これよ、これ。甘くてとろける〜

 

ついつい日本酒なんかも飲んじゃいまして、気分よく食事して店を出ました。美味しかった。

その先の店でも声をかけられ、またイクラを頂いたりカニ肉を頂いたり。さすがに食事はもういいやって感じだったので試食のお礼だけ言って去りましたけど、少しだけ話もして。やっぱりお客さんが全然減っちゃってっていうことでね。こういう場所があるって、経済だけじゃなく文化的にもすごく大切だと思うから、また賑わいを取り戻せるといいなぁ。

 

さて、次はどうしよう。まだ雪も降ってるし、あまり外歩けないかなあ。でもとりあえず小樽に来たら、運河でしょ!

と、運河方面へ歩きますと。こんな施設が。


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お土産を揃えていたり、あとは展示物がいくつか。サカナクションの山口一郎氏が縁のある地のようで、子どもの頃の写真だとかなんか色々とガラスケースに入れられてました。


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グラスタワー。ちょっと暗くて見えづらいですね。

ここでは、小樽ビールと自分へのお土産を軽く買って出ました。

 

ここの展示の中で、ふと目に留まったのが文学館というのがあるらしいこと。調べると、近くにあるようなのでとりあえずそこを目指します。


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大きな目立つ建物だったので寄ってみましたが、残念ながら臨時休業中。

 

ありました。美術館と併設されている施設でしたが、美術には疎いので文学館のみの券を購入。まあ文学に明るいわけでもないのだけど。
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小樽に縁のある作家や詩人の資料を展示している感じです。貴重なものばかりなのだろうけど、どのくらい貴重かは正直わからん。でも面白くてなんやかんや1時間くらい居た気がする。伊藤整の書斎を再現した展示とか。文字通り、本に囲まれててすごい雑多で狭い空間なの。

河野常吉、岡田三郎、伊藤整小林多喜二石川啄木、その他もいろいろ。って書いてるけど小林多喜二石川啄木くらいしか読んだことはない。

 

そんなところで、良い感じの時間にもなってきたので駅方面へ戻ります。途中、これも小樽名物らしい「ぱんじゅう」を購入。


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電車内でぱくぱく食べました。

そして札幌へ。